

概要
特定非営利活動法人 芸術振興市民の会(Citizens League for the Arts, 略称 : CLA)
〈正式名称〉
〈理念〉
芸術を単に鑑賞するのでなく、支え育てて普及させ、人々の生活を実り豊かなものにしていく。
特定非営利活動法人 芸術振興市民の会(CLA)は、「アート・音楽 する・みる・支える」をテーマに、
芸術文化の普及と振興を通じて市民の豊かな生活と地域社会の活性化に寄与することを目的として活動しています。
35年以上の活動実績のもと、音楽や芸術が持つ「感動のパワー」を多くの人々へ届けるとともに、世代を超えた表現者と鑑賞者の交流を創出しています。
主な事業内容
1.音楽普及事業・助成事業
地域における音楽公演の開催および「音楽普及公演助成」を通じた文化芸術活動の支援を行っています。
2.CLAアーティストアカデミー
音楽による感動で人や地域を活性化できる次世代の演奏家・表現者の育成を行っています。
3.CLAアートセンター活動(拠点:オトオアシス)
異分野の芸術家同士や芸術家と市民との交流を目的とした「アートサロン」や各種セミナー、オンライン催事などを企画・運営しています。
4.ジュニアオーケストラ・ボランティア推進
青少年の健全育成を目指した音楽活動や、市民が主体的に芸術振興に関わるボランティアスタッフの育成を行っています。
〈活動方針〉
美術・音楽・演劇等を横断的に捉え、芸術創造の基盤整備を強化していく。
また、一般市民への普及を図る為の色々な活動も展開し、芸術と社会の橋渡しをする。
〈沿革〉
1990/5 ニッセイ基礎研究所の吉本光宏氏の日経記事「芸術創造は基盤整備から」が、CLAの設立のきっかけ。
1993 CLA任意団体として正式に活動開始。(研究会中心)
1994~1996 新日本フィルハーモニー交響楽団オープンリハーサル・親睦会開催の発案・運営支援(小澤征爾氏96年参加)
1995 「New Asian Art Show—1995(日中韓現代美術展)—東京・大阪」に協力。松下電器産業(当時)の協賛を得る。
1997~ サロン・オーケストラ・音楽の普及活動 (生の良質な音楽を日本の隅々まで根付かせる試み)
2000/3 CLA法人格取得、活動の重点を研究会から実際の振興活動に移す。
2025/10 CLAアートセンターオープン。
〈法人認証時期〉
2000年(平成12年)3月24日
法人番号(5)013305000667
〈役員〉
代表理事 山本修造 メリルリンチ投資顧問ディレクター(現ブラックロック)
理事 小林玄人 バイオリン奏者・音楽プロデューサー理事
野呂洋子 銀座柳画廊 副社長監事
永山朋弘 会社員
〈事務局〉
〈活動内容〉
1. 研究会
■色々な分野で活動している関係者に直面している問題点を提起してもらい、それを受けて解決策を練る。(CLAの方向性を定める。)
■明かになった問題点
◎芸術支援が展覧会場、演奏会場の整備といった「鑑賞段階」に偏っており、「ハコ型」の文化行政・支援となっている。
◎芸術家が求めているのは、作品を創造する過程で必要なアトリエや練習場の確保、作品をプロモーションして流通させること等で、こうした環境不備が作品の質の向上の障害になっている。
◎美術、音楽、演劇等さまざまの芸術分野で活動している芸術家達の横の交流が殆どなく、そのことが芸術界全体の閉塞感を生じさせている。
2.社会提言活動
■経済団体、企業、芸術振興財団、外資系企業等への芸術支援要請(例:在日米国商工会議所、欧州ビジネス協会、日本経団連、東京商工会議所)
■政府・地方自治体への芸術支援のあり方についての提言
■他の組織との協力・連携の可能性の追及→実践(例:Young Concert Artists、早稲田アートマネジメント講座同窓会)
3.芸術振興活動(過去の実績・計画含む)
■活動内容・実績
<美術>
◎アートサロン: 異業種の芸術家、一般市民の交流を図る
◎アーティストの為の実践法律講座
◎アーティストの為の実践英語講座
◎アクリル・メディアム講座(ワークショップ)
◎アーティストの為の年金セミナー(実践講座)
◎特別対談・講演: ベネチアビエンナーレ報告会等
◎「TOKYO PRIZE」2011年より2021年まで毎年授与式開催
◎「日本を元気にする美術展企画:アメリカ絵画の巨匠とジャポニスム」CLAの法人格取得の10周年記念企画で、2016年7月に銀座柳画廊でシンポジウムを開催。現在、これを美術史書籍(英語版)とて海外での出版先を探している (AMERICAN MASTERS & JAPONISM: When Did Modern Art Really Start?)。最終的には国内、米国、欧州での美術館巡回展の実現を目指す。
<演劇>
演劇ワークショップと舞台公演(共催:中島陽典 nakajima theater company )
<音楽>
■自主運営型オーケストラ{新日本フィルハーモニー(NJP)}支援
◎目的: 単なる「会員」から「支援者」に。既存会員からの更なる支援,及び新規個人・法人会員の獲得 → NJPの財政基盤強化
◎支援内容 : 2000年からNJP、墨田区文化振興財団、CLAによる共同企画・運営・開催。会場は墨田区トリフォニーホールに近接するAIGタワー22階(米国大手金融機関が無料提供)。
◎パーティの内容:支援者(法人・個人)150~200人と楽団員等50~60人が参加。NJP事務局によると、上記のサポーターズ・パーティー開催の効果もあり、法人・個人会員の新規会員数や、既存会員からの寄付が年々増加しているという。後者は単なる「NJP定期演奏会会員」ではなく、「NJP支援者」が着実に増えていることを示している。また、ボランティア・グループ「NJPファミリー」も結成され、今後の活動が期待されている。毎年開催。 実績として、CLAがきっかけを作った。
■アンフィニ・スタジオ・音楽普及事業
●アンフィニ・スタジオ(CLA支援事業)
◎欧州本場の奏法に基づき、1~2年間専門講師(小林玄人、在京の管弦楽団の首席奏者等)による合奏訓練。
◎演奏家としての自立を目指すマネジメント能力の養成を行う。
●音楽普及事業(CLA主催)
◎質の高い生きた音楽(クラシック、映画音楽、ミュージカル等)を日本の隅々まで根付かせる試みで、アンフィニ・スタジオが輩出した奏者を色々な演奏現場(ホール、学校,老人施設等)に繋いで行く。ここでは、演奏家への経済的支援や一般社会との繋がりが形成されるようになる。
◎文化庁・地方自治体、財団、企業、商工会議所、学校等による助成事業。
■Young Concert Artists (YCA, New York)
◎Young Concert Artists Festival at Chanel Nexus Hall in Tokyo: 初回(2006)より九年間協賛
◎合同催事の展開(YCAアーティストによるマスタークラス)
<CLAアートセンター>
杉並区のオトオアシス(1Fシアター、2F交流スペース、3,4Fの会議・リハーサル使用)を利用し、
若い人たちにプロ団体との交流・協働の機会を提供、様々なプロジェクトや講習研修の機会を提供している。
全国のボランティアスタッフの拠点ともなっている。
会員価格も設定されており、コンサート・講習会・会議・イベント・交流サロンとして利用者が増えている。
CLAフェロー
CLAの活動にご賛同いただいている、総勢20名の方にCLAフェローとなっていただいています。(敬称略)
折目尚也 元代表取締役
ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社 (本社米国カリフォルニア州)
David J. Semaya (デービッド・J.セマイヤ)
元メリルリンチ投資顧問日本支社社長
三井住友トラストマネジメント株式会社 代表取締役会長
服山清一
元ブラックロック副会長、元メリルリンチ投資顧問代表取締役社長
東泉一郎
デザイナー、クリエイティブ・ディレクター
ジョニー・ウォーカー
キューレーター、The A.R.T.Collection
関昭郎
東京都写真美術館 (Tokyo Photograhic Art Museum) 学芸員
クリフォード・ショー
元メリルリンチ投資顧問日本支社会長、元日本証券投資顧問業協会理事
石鍋博子
ワンピース倶楽部代表
宮島達男
現代美術家・元東北芸術工科大学 副学長、元京都造形芸術大学副学長
伊藤弘子
ファッションデザイナー 「HISUI」「ゼロゼロエスエス」
Susan Wadsworth(スーザン・ワッズワース)
創立者・ディレクター Young Concert Artists, Inc.(ニューヨーク)
Sara Sill (サラ・シル)
元ディレクター(Young Concert Artists)・美術家・弁護士
Mark Golden (マーク・ゴールデン)
経営最高責任者 Golden Artist Colors, Inc.(ニューヨーク)
エリック・ウルナー
元ドイツ銀行東京支店プライベート・バンキング担当取締役
財務担当運営委員 在日欧州(EU)商工会議所
リシャール・コラス
シャネル株式会社 代表取締役会長
石鍋裕
I・N・Bコーポレーション代表
レストラン クィーン・アリス
内藤加代子
大江橋法律東京事務所 パートナー
徳岡卓樹
東京丸の内法律事務所 パートナー
山口裕美
アート・プロデュ―サー
松丸俊彦
株式会社ノンマド・ファクトリー 代表取締役社長
元警視庁公安捜査官・警備員指導教育責任者 ・防災士・企業顧問・コメンテーター
海外安全アドバイザー ・防犯コンサルタント・VIVANTシリーズ監修
運営・組織
〈運営〉
・ 会員はCLAの理念に賛同して、会費を支払うことにより、同法人の運営・活動に直接参加し、またその活動資金を拠出する。
・ 個々の会員はそれぞれの意志に従って参加の仕方を決めることができる。これによって、CLAは組織として会員からの最大公約数を引き出し、 また同時に個々の会員も自己実現に向けて歩むことができる。
・ NPO法に基づき、年1回(6月)年次総会が開催される。そこでは、各会員が議決権を行使してCLA全体の活動の内容を決定する。また、理事の選出も行われる(隔年)。具体的には、理事会で作成された前年度の事業報告書、新年度の事業計画書(共に素案)について討議して正式決定する。また、必要に応じて臨時総会も開催する。
・ 選出された理事は会員の意向を反映すべく理事会を定期的に開催(原則年3~4回)、当該年度の事業計画を実行していく。理事の任期は2年、再選も可。
〈組織〉
CLAはNPO法人として会員による総会、総会で承認された理事によって構成される理事会が常設組織となっている。それ以外は、芸術振興の具体化、実践を図るために各分野に実行委員会が設立され、各委員長は責任を持って行動計画の立案を行い、行動に移すこととなっている。
■理事会
委員(理事) : 山本修造、野呂洋子、小林玄人
監事 : 永山朋弘
役割 : CLA全体の活動方針策定・執行。原則年3~4回、理事会開催。6月の年次総会に報告。
■広報委員会
委員 山本修造、小林玄人
役割 会員・会友向け広報と対外広報を統括。
■定例勉強会企画
委員 山本修造
役割 年2~3回の定例勉強会の企画・開催。下記の「市民の為の芸術講座」とすみわけする為、こちらは芸術を取り巻く環境・制度、外国事情との比較研究等マクロ的視点から取り組み、CLAの方向付けをする。1993年から任意団体として活動を始めたが、この勉強会が中心になり、2000年3月のNPO法人取得に伴い、活動の中心は実践の方に移行した。
新日本フィル(NJP)サポーターズ・パーティー・プロジェクト
委員 山本修造
役割 年1回開催するサポーターズ・パーティーの企画・開催(NJP事務局、墨田区文化振興財団との共同企画・開催の支援)尚、当該プロジェクトは、1990年代から始めており当初の目的を達成したと思われるので終了した。2000年3月のNPO法人取得に際し、これが一つ寄与したのかもしれない。
■事業開発委員会
委員 山本修造、小林玄人
役割 CLAの健全な発展を目指し、CLAの理念・目的に沿った事業を起こす。採算を重視、CLAの財政基盤強化に資するものとする。
■CLAアートセンター運営委員会
運営委員 : 山本修造、小林玄人
CLAアートサロン
目的:適宜開催。色々な分野で活動している芸術家・芸術関係者、一般市民の交流の場。エコールド・パリ時代のカフェを模範にしている。
アーティストの為の実践英語講座・初級
目的:日本のアーティストが海外での自分の作品発表、画商との交渉等に必要とする語学力の習得。2002年から2004年にかけ行った。
アーティストの為の法律基礎講座
目的:日本のアーティストが内外で活動する上で必要不可欠な肖像権等、基礎的な法律知識の習得。事例研究によるワークショップ。
(講師:骨董通り法律事務所・福井健策弁護士)
市民の為の芸術講座
目的:芸術を楽しみ、支援する人を育てる市民講座で、演劇、音楽、映画、美術等の分野で活動している芸術家を講師として招聘して、市民との対話形式で進めていく。
アーティストの為のアクリル・メディアム・ワークショップ
目的:技術進歩の絶えない当画材の具体的な使用法を習得するワークショップを、米国主要メーカーの社長の来日に併せて開催。現在は開催されていない。
TOKYO PRIZE(東京賞)
目的:CLAの法人格取得10周年を記念し、2010年創設。毎年日本の現代美術に大きな貢献をした個人に対して授与されるもの。授与式は2011年から2021年迄の開催となった。
演劇ワークショップ・公演
目的:有望な若手の俳優の発掘・養成、演劇の普及(共催:中島陽典 nakajima theater company )芸団協芸能花伝舎に入所中での開催となった。
■音楽普及事業・アンフィニ・スタジオ
【目的・事業内容】
「アンフィニ・スタジオ」では、「音楽の感動と楽しさ」を自ら企画・提案し、多くの人々に伝えることができる演奏家の育成に取り組んでいます(CLA支援事業)。また「音楽普及事業」として、全国各地で多様な演奏会を開催しています。これらの公演には、アンフィニ・スタジオの研修生・修了生・指導者をはじめ、公募によって選抜された演奏家が出演し、地域社会へ質の高い音楽文化をお届けしています(CLA主催事業)。
さらに、演奏家の育成と地域活性化をより強固に推進するため、「CLAアーティストアカデミー」を展開し、次世代の表現者育成に努めています。
情報公開(活動報告・財務情報)
当法人は、特定非営利活動促進法に基づき、事業の透明性と社会的な信頼性を確保するため、毎年度の事業報告書および決算報告書(活動計算書・貸借対照表・財産目録等)を公開しております。
※「上記リンク先にて、過去の事業報告書、活動計算書、貸借対照表、役員名簿等の提出書類一式をご確認いただけます。」
法人名称:特定非営利活動法人 芸術振興市民の会(CLA)
法人番号:[(5)013305000667]
所轄庁:東京都
設立認証日:2000年3月24日
定款の目的:芸術を「する・みる・支える」社会の実現に向け、音楽普及活動や地域アート振興に関する事業を行い、広く公益に寄与することを目的とする。

2025年度 事業報告書・決算書(PDF/1.4MB)




